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北海道山岳連盟山岳スキーツアー「チトカニウシ山&有明山」報告書

日  時: 平成21年2月7日(土) 〜 8日(日)
参加者: 総勢24名( 男 13名 女 11名)
宿  泊: 北大雪スキー場  山の家文化村ロッジ

記 録: 北海道随一のパウダースノーに狙いを定める。チトカニウシ山、有明山は中級山岳ながら厳寒の山。
      2月上旬の寒さが如何ほどであろうか。心配は寒さと風に向けられたが、幸か不幸か今年の北海道は暖冬気味で
      当日は弱い冬型。北見峠はマイナス10度で暖かい。24名が3パーティに分かれて軽快なフットワークでそう深くない
      ラッセルで順調にすすめる。Cont1258mの西尾根に出ると強風で冷たい、アイスバーン状の斜面を慎重にトラバース
      して2名を除く22名が厳冬期チトカニウシ山頂に登頂する。寒い寒い頂上から滑走する。アイスバーンは上手く滑れ
      ない。
      そして、Cont1258m北尾根から深雪大斜面に果敢に臨むが、もなか状悪雪に?曲がりにくく苦しめられる。
      各人難渋しながらも怪我なく北見峠P場に到着した。
      宿泊ロッジへ移動開始
      ロッジでの団欒は深雪DVD映写会と海外の山旅トークショーなど愉快で楽しい話に時を忘れる。

      二日目は有明山、日本一のイヤ世界一の極上パウダー、滑った者しか解らないこの質感・・・サラファー感。
      雪降りの朝、山は30センチのラッセル。交替しながら緩斜面、中級斜面の繰り返しバーンに高度を
      しっかり稼ぐ。目指すCont 1488mポコに4時間をかけて到着する。頂上はここから1時間以内か、
      スキーには不向きな斜面なので、ここで終点として下山とする。
      素晴らし斜面とパウダーに我を忘れて、自在にコントロールできる深雪滑走を堪能する。
      こんな良い雪は生涯NO1と叫びたい。『山スキー歴10年、これほどのパウダーと高度差は初めて』
      『山岳スキーの素晴らしさに万歳!』 と言う感想が次々と出る。800mの極楽斜面はあっと言う間。
      下山開始から30分で北尾根の取付きに集合なった。

北見峠Pに集合 ・ チトカニウシ平坦地を歩く

チトカニウシを目指しラッセル ・ チトカニウシ頂上にB班登頂


2/7 朝ロッジ出発準備 ・ 林道をひたすら歩く

林道沢渡り地点で ・ 有明山1つ目の急斜面B班ラッセル

有明山平坦地でA班 ・ 有明山平坦地で休憩

有明山1488ピーク一番乗りB班 ・ 有明山1488で酒井さんコケ

有明山1488下山準備

記 藤木

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