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スポーツクライミング審判・ビレー研修会報告

    スポーツクライミング審判・ビレー研修会報告
                      クライミング委員会
 道岳連・クライミング委員会主催のスポーツクライミングの審判・ビレーの研修会が8月10日(日)、25名の参加者で美唄工業高校体育館を会場に開かれました。
 最初、参加者が10名に満たず心配したが台風10号が北海道に接近し沢登り、岩登りを予定していた人たちが次々と計画を中止し開催前日まで参加を申込まれ、多少混乱しました。しかし、台風接近中の悪路にもかかわらず高校生を含め20名を越す参加者が熱心に研修しました。
 研修内容は7月29〜31日まで日山協主催のスポーツクライミング全国研修会(富山県城端)に参加した奈良委員長が「UIAA2003年版 競技規定」によるジャッジ方法(改定部分を中心に)、ルートにおける順位の決め方や道岳連としてなじみの薄いボルダリングのポイント計算を学びました。最後に全国研修会で実施されたテストを模擬として行い、面倒な順位の計算など取組みました。
 次に林常任委員がクライミングで使用する基本的な用具、特に安全に係る用具を説明し石井常任委員がコンペにおけるビレーの実習を行いました。実習では墜落した選手を止める位置が重要で特にルーフやかぶったルートではロープを流さなければ壁に選手が激突し怪我をさせることを学びました。参加者は何度もビレーヤーと堕役を交代し、自分の身体で体験できたと思います。
  今回、高校生を含め選手も参加、実際に審判が見ているポイントや異議の申立てができる事項が確認できたことと思います。また、コンペ時における審判・ビレーを体験できたことは今後の大会運営に協力頂ける多くの人材を養成できたと思います。




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