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 ☆☆第7回 スポーツクライミング
       JOCジュニアオリンピックカップ大会報告☆☆


 田部千絵子選手(札幌南高)、萩原亜咲選手(倶知安高校)
ジュニア、ユースAで見事に2位入賞。


 8月13日〜15日、富山県城端町(じょうはな)で行われたJOC大会に北海道
から男子4名、女子2名の選手が出場しました。道内で行われたジュニアカップ大会
国体道予選会で上位入賞した、塚田洸選手、國谷斗馬選手、竹田昇太選手、
眞島翔太選手、女子では田部千絵子選手、萩原亜咲選手の6人が出場沖縄
から北海道まで、男子115名、女子63名の強豪と技を競いました。
 参加人数が多く、3日間の大会となりましたが男子は塚田、國谷、竹田の3人が
シード選手(全国17名)に選ばれ予選免除、初日の予選は眞島選手のみが出場
5.11cdのルートで約半数の54名が準々決勝に進みました。眞島選手も傾斜の
きつい13枚目まで登り、予選通過。
 女子は完登で予選通過: 2日目から始まった女子予選、5.11aのルートを二人
共に完登でクリヤ、準決勝に進出。
 男子のシード選手3名も準々決勝を完登: 男子の準々決勝は5.12a、この日
から登場のシード3名はこのルートを危なげなく完登、眞島選手は11枚目でホール
準決勝進出はならなかった。
 女子の準決勝は5.12a、小林由佳と野口啓代の2名が完登、田部選手は13枚目
まで頑張り5位、萩原選手は11枚目で8位となり決勝進出を決めた。
 大波乱の女子決勝: 決勝は5.13aときつい設定になりさすがに完登は出なかった
、そして国内でここ数年負けた事のない小林由佳選手が野口啓代選手に負けるとい
う大波乱が起こり世代の交代が静かに始まっている感がした。道内の2選手もこのグレ
ードに苦しみ8枚目で力尽きる。総合順位では萩原選手が6位、田部選手が7位と
大健闘、カテゴリー別ではそれぞれ2位となり、賞状とカップを手にした。北海道選手と
してはクライミングの全国大会での最高順位となった。
 男子準決勝は5.13a: さすがに完登は出なかったもののファイナリストになるには
14枚目、15枚目での勝負になった。國谷選手が1歩及ばず13枚目で14位、塚田
選手が調子を出し切れず12枚目で17位、竹田選手が11枚目で23位となり決勝
進出はならなかった。
 全国の強豪の中で上位の成績を納める事が出来るようになってきている道内のジュニ
ア選手達は最後のミーテイングでそれぞれが悔しさを口にした。今回の成績に満足して
いるものは誰もいなかった。更に力をつけて納得の出来る登りが出来るまで彼らは努力
をするだろう。皆さんの応援をお願いいたします。
……カテゴリー別成績:國谷選手ユースA6位、塚田選手ジュニア7位、竹田選手
ユースB5位……
 成績一覧は日本フリークライミング協会のホームページにUPされております。
         http://homepage2.nifty.com/JFA/Top.html

女子ファイナリスト

萩原・田部選手



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