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第3回ジュニアカップ北海道下川大会報告

   

大会前にリニューアルした下川町のクライミングウオールにて、第3回ジュニアカップ北海道下川大会が開催されました。
ハングを2段にして、上部は更に傾斜を強めジュニアにとっては厳しいが、力の出し切れる良い壁になりました。
参加者は、小学生から高校生まで30人がエントリー、ジュニア男子(中、高生の部)では、塚田(札南)、國谷(美工)、
杉本(オンサイト・中)の3人がスーパーファイナルとなり、5、12cdの難ルートに挑み、優勝した塚田選手が最終ホールド
タッチ落ち、以下一っ手違いの激戦になりました。中学生の杉本怜選手が高校生のトップレベルと肩を並べるまで成長し
今後に大きな期待を持たせてくれました。高校生第三位には最近力をつけてきた眞島選手(美工)が入った。
 時々、高校生達と一緒に登っている石井ルートセッターの見事なセットに、見ていた観客も選手も満足できる大会となりました。


 ジュニア女子(高校生)は、三月のユース大会で四位と力をつけてきた田部(札南)と、ニセコのNACで練習を積んでいる
萩原(倶知安高)が、予選二ルート、決勝の全てを完登し男子と同じくスーパーファイナルとなりました。持久力、引き付け
に強い田部選手とボルダームーブになるとめっぽう強い萩原選手、今年になって二人は熾烈な争いをしているところです。
スーパーファイナルは橋村先生の(5,11cd)難しいムーブをじっくり攻めた田部選手が完登で優勝を決めた。第三位には
町田選手(富良野緑峰)が入った。
 中学生の部は、ジュニアの年間ポイントに入れるため高校生の部と同じルートで行った。優勝は杉本怜選手で、全体で
も三位に入る健闘を見せた。更に中学生の部で第二位、全体で第五位と躍進著しい岡部一成選手も今後に大きな期
待を持たせてくれた。第三位には地元下川SCの田口健治選手が入り観衆を喜ばせました。
 小学生の部に二名の選手が出場し、日頃の練習の成果を充分に出し切り、見事な登りを見せてくれました。オンサイト
の渡辺悠選手、札幌山鼻小の竹田天選手に大きな拍手を送ります。

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