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第4回スポーツクライミングジュニアカップ北海道大会報告

 第4回スポーツクライミングジュニアカップ北海道大会が9月11日(日)、下川町の「下川町農村環境改善センター・クライミングウオール」で行われました。開会式には地元、安斎町長、蓑谷教育長、谷観光協会長がご臨席されました。阿地 北海道山岳連盟会長のあいさつなどに続き、ユース選手の竹田 天君(レインボークリフ)が「僕たちは日頃の練習を生かし、よく登り、よくつかみ、正々堂々と戦うことを誓います」と力強く選手宣誓し、競技に入りました。
 参加選手はジュニア男・女、ユース男女の3カテゴリーを設け、参加選手はジュニア男子15名、ジュニア女子3名、ユース2名で合計20名でした。競技は選手が少ないこともあって予選はフラッシング方式(全選手がセッターの試登を見てから登る。他の選手は登っている選手を見ることができる。ユースはトップロープバッククリップ方式)、オンサイト方式(選手は6分間登るルートを下見、その後1名ずつ登る。その間、他の選手は登っている選手を見ることができない。ユースはトップロープバッククリップ方式)2課題の総合ポイント、決勝はオンサイト方式で行いました。
 試合内容は2段にかぶった、傾斜のきついウオールに各選手が苦戦、ジュニア女子、ユースは予選、決勝とも完登者なし、ジュニア男子も予選を2本とも完登しながら決勝で力尽き、試合のペース配分の難しさが顕著にでたと思います。
 試合結果はジュニア男子は辻道 良平選手(美唄工業ODS)、ジュニア女子は鷹内 麻莉子選手(札幌稲西高校ワンダーフォーゲル部)、ユースは竹田 天選手(レインボークリフ)がそれぞれ優勝しました。
 大会の運営には下川クライミングクラブの皆さんの全面的な協力を頂きお礼申し上げます。また、ルートセッターの橋村昭男さん、斉藤丈寛さん、アシスタントの國谷 斗馬さんには前日から作業をして頂き感謝申しあげます。最後に地元下川町を始め、下川町観光協会、協賛していただき多くの商品を提供してくださいました(株)明治乳業に厚くお礼申し上げます。
参考までにルートセッターが付けた各カテゴリーのグレードを表記しておきます。

          予選  @予選 A決 勝
ジュニア男子  5.11b  5.11b  5.11b/c
ジュニア女子  5.10b  5.10c  5.11a
ユース      5.10b  5.10c  5.11a
※ウオールの構造上、一部グレードが上がってしまいました。        ( 林 )

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