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第5回スポーツクライミング北海道選手権大会 
兼北海道ツアー 2006Round3 競技報告

2006/11/25
競技部 クライミング委員会

 本年度最後のクライミング大会「第5回スポーツクライミング北海道選手権大会 兼北海道ツアー 2006 Round3 」を美唄工業高校で11月19日(日)開催しました。
 今回、何とかボルダリング競技も加えたいと格技場に4面からなる臨時の特設会場を設け競いました。
雪の降る時節で天候が気になりましたがルート競技に42名、ボルダリング競技に43名の参加(参加選手総数は51名)があり9時から18時30分の長時間に渡る熱戦が繰りひろげられました。

 カテゴリーはオープン男・女、ジュニア男・女の4種でビギナーについては今回見合わせました。
ルート競技は予選・決勝・スーパーファイナル各1課題(難度は10d〜13a)と高難度な争いとなりました。
ボルダリング競技は予選12課題、決勝3課題(5級〜初段)と課題数が多く、どの課題からクリアするか迷うほどでした。
上位進出選手にとって1日で次々と課題に取り組まなければならず、かなりハードなスケジュールでインターバルの取り方や体力・モチベーションの維持、体調コントロールといった自己管理が重要なカギとなりました。
 競技経過と結果は一覧表に譲りますが、ルート競技のオープン男子は決勝で決着がつかずスパーファイナルまで持越され、北海道ツアー初の12d〜13aと13台が設定されました。

 年間ツアーポイントでオープン男子 杉本怜選手(札幌市立手稲東中学)、オープン女子 高橋恵選手(登攀道場美唄)、ジュニア男子 今野竜也選手(美唄工業)、ジュニア女子 山下ちひろ選手(美唄工業)が今年度の優勝者となりました。オープン男子 杉本選手とジュニア女子 山下選手はツアー3連勝で見事、完全優勝を飾りました。

 本大会に北海道の山の店「秀岳荘」様、明治乳業(株)様からたくさんの協賛品を頂き厚くお礼申し上げます。
お忙しいなか、お手伝い頂いたスタッフの皆様、中でも前日から一睡もぜずボルダリング競技のルートをセット頂いた小田光昭さん(秀岳荘)・大場理香さん・海老原将樹さん、ルート競技をセット頂いた橋村昭男さん(札幌)・奈良誠之さん(美唄)・阿部陽子さん(JAF)、2日間に渡りお手伝い頂いた神原正紀さん(登別)・宮井祐一さん(登攀美唄)・長井洋子さん(札岳連)など多くの皆様に感謝いたします。

 今回、特設会場のボルダリング壁は奈良競技部長をはじめ美唄工業高校の皆様、登攀道場美唄の皆様など、多くの協力無くしては完成しませんでした。多くの日数を要し、本大会ために連日徹夜でボルダリング壁の製作から設置、さらには撤去と、すべての面でお世話になりました。心から厚くお礼申しあげます。ありがとうございました。
                                                   <報告者 林>

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