北海道エベレスト登山速報 5/15
5/15日ABCから登頂へ向かう
江崎隊長 ” これから出発します!” の電話
15日朝8時15分(現地時間4時46分)、チョモランマ6300mのABC前進基地で態勢を整えていた江崎隊長から留守本部へ待ちに待った電話がありました。
「ただいま現地時間4時45分、天候も安定しアタックのチャンスがきた。準備も整いみんな元気。
江崎、工藤、中村、高橋の4名が午前6時キャンプを出発する。二井田はBCに降りて待機する。
最終キャンプは8200mに建設した。
登頂は明後日17日の昼ころ(現地時間)を予定、
状況と結果は登頂隊のトランシーバーでべースキャンプのニ井田に伝え、そこから法政大のインマルサットで日本へ連絡する。
登頂の写真など画像はABCキャンプへ降りてきてから隊長が北海道新聞社へ送信することになる。
法政大隊など昨日ABCを出発しているが、北海道隊は他の隊を追い抜く自信もある。
これまでの高所順応や努力の積み重ねの成果がここまで到達できたものと思う。
本当にみんなの支援に感謝している。
きっと成功させる。皆さんによろしく!
と、隊長と留守本部の声をつまらせたやりとりの電話をしました。
14日開催された北海道山岳連盟の総会の席で、先にトレッキング隊がもち帰ったエベレストの写真を大画面に映写して近況報告をしたこと、など北海道のニュースも伝え、無事帰還することを北海道のみんなが待っていることを伝えました。