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H29夏山講習会 PartT 暑寒別岳 報告 



2017年5月6日(土)〜7日(日)
小平町 ゆうゆうそう宿泊
参加メンバー
参加者 :一般参加者2名 山岳会11名 個人会員11名 当日欠席1名 合計24名
スタッフ9名
  道岳連会長 小野倫夫
  普及委員会 横山 温、細木輝雄、松下陽子、加藤陽子
          佐々木秀幸、駒込伸次、駒込則子、横山泰子

5月6日 (土) 曇り、小雨
 10:00〜増毛町 旧JR増毛駅に集合⇒暑寒別山荘に移動、開会式
 11:00〜歩行訓練場所、コンタ427mに移動、雪上研修実施
 12:30〜研修終了(小雨になる)⇒暑寒別山荘駐車場へ
 14:30〜ゆうゆうそうに到着
 16:00〜座学講習、夕食、懇親会、10:00消灯
5月7日 (日) 曇り、 (黄砂確認)
 4:00〜起床、朝食、⇒暑寒別山荘駐車場へ
 6:20〜出発、スキ-斑、スノ-シュ-に別れて登山
 13:30〜全員暑寒別山荘駐車場へ到着、閉会式、解散

 【スキー班記録】
 5月7日(日)曇り18名にて
 暑寒荘駐車場発6:20⇒スノーシュ―班と一緒に出発⇒雪が少なくスキーを担いで登る⇒
 渡渉ポイント6:50⇒ここからスキーをはいて林道進む⇒途中からショートカットして尾根上に⇒
 佐上台7:50⇒この辺からやっと雪がつながる⇒
 ドーム9:30⇒途中何度か休みながら広大な斜面を登る⇒滝見台上部コンタ1160M
  11:00⇒スノーシュ―班はここから下山⇒スキー班はさらに進む事にするが風が強い
 大斜面取付き12::00⇒昨日の雨の影響か、とっておきの大斜面が硬くここから止む無く下山⇒
 帰りはそれぞれ春スキーを十分満喫、気分は最高でした!!⇒
 暑寒荘駐車場着13:30⇒暑寒荘をバックに全員で記念写真⇒解散14:00
  スキ-斑 細木輝雄

 【スノ-シュ-班記録】
 5月7日(日)曇り14名にて
 暑寒荘駐車場発6:20⇒残雪期の雪なので最初からツボ足で登りスキ-斑の前を進む。
 足に器具を付けずに登る事はいかに行動しやすいかが体験出来たと思います。
 硬い斜面はキックステップで足場を作り、時間経過と共に柔くなる雪面を楽しく
 登りました。滝見台着10:10⇒更に高度上げコンタ1160Mで11:00 風も強さを増して
 きたので全員で記念写真を撮り今日の頂上として下山する。
 黄砂の影響で景色はボンヤリしていましたが、暑寒別岳の広さを感じながら楽しい
 山行となりました。
 普及委員会としては初めての残雪講習会でした。
                            横山 温
5/6写真
 暑寒荘駐車場 着

研修場所へ出発


427m地点にて研修開始



研修終了


暑寒荘 着

「ゆうゆうそう」にて夕食作り

座学開始


地酒「國稀」大集合




5/7
暑寒別岳に向けて出発






佐上台にて休憩



滝見台 着

スノーシュー班 全員集合

スキー班 大斜面取り付きへ向かう


スキー滑走



無事、全員暑寒荘 着




夏山講習会Part 1 暑寒別岳の感想

 道岳連の指導委員会の研修会には何度か参加させてもらっていましたが、普及委員会の講習会には今回初めて参
加させてもらいました。
普段は道東の山を中心に登っており、暑寒別岳は初めてなので楽しみに参加しました。
1日目は、つぼ足で講習場所へと向かい、つぼ足でのキックステップとアイゼン・ピッケルを使用しての歩行講習を行い
ました。
冬山でも行なっていましたが、夏山の雪渓歩きで使える技術を学ぶことができました。宿泊施設では座学を行い、夕飯
に美味しいすき焼きをいただきました。
用意してくださった皆さんありがとうございます。また、各地の山の情報を交換をして、楽しい時間を過ごすことができま
した。
こういう交流があるところが、道岳連の楽しいところだと思います。
 2日目は、暑寒別岳へ向かい山スキーで頂上を目指しました。登山口は雪がなくシートラから始まりました。雪がない
場所ではスキーを抱え登って行きました。
スキーは重たく、雪がないことが恨めしく感じました。
スキーを履いたり、脱いだりしながら頂上をめざしましたが、風が強くなってきたことから1,300m付近で引き返すことに
なりましたが、帰りは尾根沿いをスキーで快適に滑って降りてくることができ楽しい山行でした。
つぼ足でのキックステップやアイゼン・ピッケルを使用しての歩行講習、シートラや行動中のスキー着脱のタイミング、
ルートファインディングなど残雪期の行動の基礎を学べた2日間でした。また暑寒別岳には行きたいと思っています。
                                                         斜里山岳会 笠井憲子

暑寒別岳 2017/5/7

 前日の雨もあがり、気持ちのいい天気の中を出発。前日の雪山訓練の場所を超え、林道沿いにあるくこと4時間。
頂上には到着できませんでしたが、1150m地点?までツボ足でののんびり歩行。稜線上の強い風も、なんのその。
この時期はスノーシューはいらないんだと、妙に感動してしまいました。
 帰りは、スキー班に負けない気合で、ザックカバーで尻滑り。と意気込んだのですが、なかなかうまくいかず・・・来年
は、山スキーで頑張ってみるかと、気合を入れなおしました。
 富良野山岳会から7人の参加で盛り上がり、他の参加者たちと、山の話と国稀で盛り上がり?楽しい山行でした。
夏には、リベンジ暑寒別岳を心に誓いました。
 みなさんありがとうございました。                                  富良野山岳会 川邉由美

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