2018年度 冬山講習会Part2 日勝ピーク・熊見山・P1327峰報告
◎日 時 2019年3月16日(土)〜17日(日)
◎宿泊場所 国立ひだか青少年自然の家
◎冬山講習会Part2(応用編)参加者
一般参加者 4名、山岳会 6名、個人会員 5名、スタッフ 7名 合計22名
スキー・スノーボード班 14名 スノーシュー班 8名
◎講 習 会 時系列内容
16日 国立ひだか青少年自然の家駐車場集合10時30分 ⇒ 開講式を行い11時
日勝峠駐車場に移動 ⇒ 12時スキー班、スノーシュー班に別れて日勝ピークへ
⇒ 14時スキー班の後にスノーシュー班ピークに到着 ⇒ 日勝峠駐車場着 15時
⇒ ひだか青少年自然の家着 16時 ⇒ 低体温症講習、夕食、懇親会、22時 就寝
17日 朝食、8時30分出発 ⇒ 日勝三国の沢駐車場着 9時30分スキー班、スノーシュ
ー班に別れて出発。スキー班はP1327峰へ、スノーシュー班は熊見山経由
P1327峰へ12時20分登頂 ⇒ 駐車場着 14時着 閉講式後現地解散とする。
◎報告 第1日目は雪不足が心配された日勝ピークでありましたが、前日の降雪で
くるぶし程のラツセルと天候も登るにつれ視界がよくなり、2時間で山頂に
着きました。クラスト面が積雪で覆われ楽しい下りとなった。
第2日目は天候に恵まれた絶好の登山日和でした。スキー班はピークから
2回の登り返しを行いスキーエリアを堪能した。スノーシュー班は熊見山経由
でP1327峰への縦走登山を楽しんだ。スノーボード参加者も楽しんでくれた。
普及委員長 横山 温
◎参加スタッフ
秋元副会長、佐藤 眞
横山 温、橋本一郎、細木輝雄、加藤陽子、横山泰子
【写 真】
3/16
日勝峠発
山頂
下山開始
スキー上り
下山
低体温症講習
日勝ピークログ
3/17
朝の集会
出発
熊見山山頂
みんなで
スキー班
スノーシュー班ログ
スキー班ログ
◎ 冬山講習会Part2 日勝ピーク、P1327峰応用編
【行動記録】
【3月16日(土)1日目 日勝三国の沢からP1328峰】
ひだか青少年自然の家発8:30⇒日勝三国の沢着9:15 ⇒登山出発9:45 ⇒P1327峰頂上着11:10⇒
裏斜面スキー滑降⇒P1327峰頂上発12:40⇒駐車場着13:10⇒解散13:30
本日のスキー・スノーボード班11名は、スノーシュー班とは別ルートでトレースのあるP1327峰に向け出発する。
先行のトレースを利用して高度を稼ぐことが出来、天気が良いので日高の山々がはっきり見えてとても快適
に登る事が出来ました。
P1327峰の頂上に着くと、先行のパーティーが裏斜面を豪快に滑って楽しんでおり、我々も全員チャレンジす
る事に決定!
前日に降った雪が、丁度良い雪質になっていて、それぞれがダイナミックに沢を滑り下って十分楽しむ事が
出来て大満足。
登り返して、再び頂上に着く頃に、スノーシュー班と合流でき、日高の大パノラマをバックに全員で記念写真
を撮った後、昼食で大休止。
また、頂上から春スキーを思う存分楽しんで全員無事下山し、閉校式後一本締めをして解散となりました。
報告者 普及委員会 細木 輝雄
◎ 感 想
皆様、こんにちは。私は今回初めて北海道山岳連盟主催の冬山講習会に参加させていただきました。
漠然と冬山登山をしたいという想いを抱いていたのですが、様々なリスクマネジメントを考慮すると、夏山と比較
してやはりハードルが高いという印象があり、登山技術や知識の必要性も感じていました。
そこでこのような講習会を通じて冬山に対する見聞を深めることができればと思い、今回参加させていただきました。
冬山講習会part2については1日目は日勝ピーク、2日目は熊見山-1328をそれぞれ目指す登山となりましたが、特に
2日目は天候が良く、熊見山からの尾根歩きでは十勝の冬の大地を見渡すことができ、展望も楽しむことができました。
今回講習会に参加して感じたことは冬山登山に関する知識や技術の必要性、それを習得することはもちろんなのですが、
山という対象を通じて老若男女を問わず、参加された方々同士が交流を楽しんでいらっしゃる様子がさらに印象的でした。
あらためて生涯スポーツ・活動としての登山の魅力を実感した次第です。
今後も山を楽しく、安全に登るべく、機会があればこのような講習会に参加したいと思っています。
弟子屈町 T.Aさん 記