2018年度 冬山講習会Part1 ニセコ山系 イワオヌプリ 報告
◎日 時 2019年2月2日(土)〜3日(日)
◎宿泊場所 虻田郡ニセコ町ニセコ510 五色温泉別館
◎冬山講習会講習会Part1 (基本編)参加者
一般参加者1名、山岳会7名、個人会員7名、スタッフ6名 合計21名
スキー班8名 スノ-シュ-班13名
◎講習会 時系列内容
2日 ニセコ五色温泉コミニテイ駐車場集合10時の予定でいたが悪天で急遽五色温
泉別館に変更する。11時開講式⇒座学講習開始、冬山のリスクと対策、スノ-
シューの特性、雪崩トランシ-バ-の使い方、シートによる搬送方法など
14時から別館前に出て小雪の中での実技講習を実施した。、
16時に終了し、ビデオによるショベルコンプレッションテストを学び入浴・
夕食・懇親会と進めて22時睡眠
3日 朝食6時⇒イワオヌプリに向けてスキー班、スノ-シュ-班に別れて出発7時⇒
雪崩トランシ-バ-テスト、途中でショベルコンプレッションテスト、雪面に応
じた歩行訓練をして10時山頂到着⇒12時別館到着、閉講式解散する
◎報告 第1日目は、各地から吹雪の中全員集合しましたが予定していたイワオヌプ
リ登山が出来ず残念でした。しかし最新の雪崩トランシ-バ-の使い方、実技講
習を各自立ち位置を変えての実習がよかった。
第2日目は、天候に恵まれた。昨日の降雪により雪面のクラスト部分が緩和さ
れ、絶好の楽しい登山を満喫出来ました。参加者の方より、スノーボードで
参加出来ないかとの問いかけもありました。、スノ-シュ-で参加し個人の能力
の範囲内であれば今後参加を考えて行きたいと思います。
普及委員長 横山 温
◎参加スタッフ
明田通世理事長、 佐藤眞
横山温、橋本一郎、細木輝男、横山泰子
2/2(土)
開講式 五色温泉別韓館
雪崩トランシーバーの装着と使い方
シートによる簡易担架の講習
一人雪洞制作
埋没訓練とプローブの練習
雪崩トランシーバーによる救助訓練
夕食の準備
夕食懇親会
2/3(日)
準備体操
イワオヌプリ遠望
晴天の登り
ショベルコンプレッションテスト
急登の登りがつづく
稜線に到着
イワオヌプリ山頂
アンヌプリを望む
急斜面の下り
スキーでの滑降
下山後の五色温泉集合写真
スノ-シュ-班の軌跡
感想
函館マウンテンクラブ N.Hさん
最初に少し自己紹介になりますが、私は函館マウンテンクラブに所属している35歳です。
私の場合、冬山登山は主にスノーシュー登山または、スノーボードのバックカントリーとなります。
今回の講習を参加した経緯ですが、講習内容が自分の今後の登山人生で必須となる知識だと思ったからです。
講習では冬山の基本について、またトランシーバー等「三種の神器」の使い方について学ぶことができ、大変有意義な
時間を過ごすことが出来ました。
講義の全体的な感想としましては、最も基本的なエッセンスの部分を限られた時間の中、上手く纏めて教えて頂いたと
思っております。印象的な箇所としては講師:佐藤先生のしばしば熱のこもった説明に、安全登山に対する熱い想いを
感じました。また、今回二日目は天候に恵まれたなか、イワオヌプリに登ることが出来ましたが、改めてニセコの山々の
美しさを感じることが出来たと思います。
次回、冬山応用編として計画されている日勝峠での講習会に着きましても、是非参加させて頂きたいと思います。