平成28年(2016)ジュニア登山教室報告
北海道山岳連盟ジュニア委員会
主催 公益社団法人 日本山岳協会
主管 北海道山岳連盟ジュニア委員会
後援 北海道 (財)北海道体育協会
協力 秀岳荘
開催日 平成28年7月30〜31日(土・日)
開催場所 登別酪農館(スポーツクライミング会場)及び室蘭岳
参加者 8名(小学生3名、高校生OB2名、大人3名)
スタッフ 5名 明田通世、佐藤幸恵(ロビニア山岳会)、石川孝一(苫小牧岳連)、
為野宜己、本林尚之(ジュニア委員会)
日 程
7月30日(土)
11:45 スタッフ集合(登別酪農館 クライミング会場)
打合せ、開校準備
12:00 受付開始
12:30 開校式 あいさつ 北海道山岳連盟理事長 明田通世
スタッフ・参加者紹介、クライミング注意事項説明
13:00〜15:00
スポーツクライミング体験 (講師:為野、石川、明田、佐藤幸恵)
15:00 体験終了、室蘭岳山麓総合公園宿泊研修施設「サンパワー380」へ移動
16:00 「サンパワー380」到着
16:45 登山説明会 (為野)
17:15 夕食会場(だんパラロッジ)へ移動
17:30 夕食・交流会
18:45 花火
19:30 宿泊施設に到着、入浴、交流等
21:30 就寝
7月31日(日)
06:00 起床・清掃
07:00 朝食
07:50 宿泊施設出発
08:10 登山口
08:30 登山開始
10:00 山頂到着・昼食
10:30 下山開始
11:30 白鳥ヒュッテ到着
12:10 登山口到着
12:30 閉校式(修了証書・記念バッチ授与)・解散
概 要
7月30日(土)12時30分、参加者8名と打合せを終わらせたスタッフ5名がクライミング会場に集合、開校式を開催した。
為野委員の進行のもと、明田理事長のあいさつ、参加者・スタッフの自己紹介、クライミングの注意事項等の説明後、クライミン
グ体験に移る。
今回参加の子供5名は、年齢的な差はあるもののすでにクライミング経験者であったので、スタッフの指導を受け、さらにレベル
アップを図っていた。また、大人3名のうち母親1名は、初体験であったが子供たちに励まされ、楽しそうに挑戦していた。 15時
に体験を終了し、宿泊研修施設「サンパワー380」に移動。16時45分から明日の登山(室蘭岳)について説明後、夕食会場の
「だんパラロッジ」に移り、全員ジンギスカン鍋を囲んでいると、突然、地元室蘭岳連の横山夫妻が激励に駆けつけてくれた。
しかも、飲み物、明日の行動食(饅頭)、そして子供たちへのおみやげまでも差し入れてくれました。ありがとうございました。
19時前、暗くなってきたのを見計らって、花火を楽しむ。白煙の向こうに子供たちの笑顔が輝いていた。19時30分宿泊施設
に戻り、入浴、交流等後、21時30分ころ就寝する。
翌31日(日)6時起床。部屋の清掃を済ませ、7時から朝食。その後登山準備をして8時10分登山口集合。準備体操後、登山
開始。 (前日来の雨のため、当初予定西尾根→南尾根(夏道)コースを南尾根コース往復に変更)
8時25分白鳥ヒュッテ到着。ヒュッテ脇の水場に参加者に気づかれないように『スイカ』を冷やしておく。先頭を歩く為野委員は、
時々立ち止まり、参加者に登山中の注意点、植物や動物、水分補給等の説明を行いながら頂上を目指す。
10時山頂に到着したが、あいにくの濃霧で視界不良。参加者に周りの山々や噴火湾の景色を見せることができず残念。
10時30分下山開始、登ってきた道を引き返す。11時30分白鳥ヒュッテ到着。
「こんな所にスイカがある」と言いながら、冷えたスイカを水場から突然取り出すスタッフを見て参加者はビックリ。
早速、全員で水分補給。「甘い!」、「おいしい!」の声があちこちから聞こえる。
12時10分登山口の駐車場に到着。
駐車場において、閉校式を開催。子供たちに「ジュニア登山教室2016」の修了証書と記念バッチを授与し、明田理事長の
あいさつで閉校式を終える。
最後に参加者全員が協賛先の「秀岳荘」から提供を受けた山用小物と思い出をみやげに解散した。両日ともに一時雨が降る
場面もあったが、幸い雨にあたることもなく、しかも無事に行事を終了するこができました。 スタッフの皆様お疲れ様でした。 (記録:ジュニア委員会 本林)