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  令和元年(2019)親子登山教室・親子スポーツクライミング教室報告

8月7日(水)「親子登山教室」札幌市三角山→大倉山→奥三角山→小別沢入り口
8月8日(木)「親子スポーツクライミング教室」北海道立総合体育センター「北海きた
えーる」

今年度のジュニア委員会事業は1日日程の「登山」と「スポーツクライミング教室」を実
施しました。

8月7日の「親子登山教室」には児童生徒7名、保護者5名、スタッフ4名で実施
晴天のなか、午前9時30分に山の手登山口を出発、登り始めて30分したところで登山道の
樹木にセミのつがいを発見、みんなで真夏の虫の姿を確認して1時間で三角山へ登頂しま
した。
そのあとは縦走登山に初挑戦。11時過ぎには「大倉山ジャンプ競技場」山頂展望台で「ソ
フトクリーム」で暑さと疲れを癒し、札幌市内の街並みを眺めました。そして、私有地の
「奥三角山」へ続く道を下り、頂上直下の短時間の「急登」に挑戦して13時前に「奥三
角山」を後に、14時前には小別沢へ下山しました。三角山を登頂してからの下りでは
スリップして涙を流したり、登り返しに心が凹んだり、「山あり谷あり」アップダウンの
登山道をみんなで励ましあいながら「縦走登山の醍醐味」を感じることができました。
都会からバスで気軽に自然と触れ合いながら登山を楽しむことのできる札幌の山の魅力を
再確認することができました。
 ・スタッフ:小野倫夫会長、為野宜巳、本林尚之、高見直広


8月8日の「親子スポーツクライミング教室」には児童生徒11名、
保護者6名、講師・スタッフ8名で実施
北海道山岳連盟「北海きたえーる」開放事業をすすめてくださっている石井副会長、
橋村さん、林さんに指導をお願いしながら、3時間たっぷりスポーツクライミングに挑戦
しました。
はじめてクライミングをするお子さん・保護者さんにとっては、最初は難しかったようで
したが、回数を重ねていくうちに、体の動かし方や足の置く位置や入れ替えを工夫したり
して、夢中になって、終了時間近くになってもまだ登りたいお子さんがたくさんいました。
「きたえーる開放」で登っている人のムーブを見て、ヒントをつかんで挑戦して、さらに
高くまで登ることのできたときの喜びの表情を見ることができました。また、お子さんが
壁に挑んでいる姿を写真に撮って笑顔で見上げて励ましている保護者の皆さんの笑顔にも、
ビレイしている私たちもうれしい気分になりました。
・講師:石井昭彦副会長、橋村昭男、林千里夫
・スタッフ:小野倫夫会長、為野宜巳、玉木とし子、高見直広



2日間の事業で「親子」で登山・クライミングを通して絆をふかめている様子を見ること
ができ本当にうれしい気持ちにさせていただきました。
事業の周知期間が短く、参加者がいなくて不安な気持ちもありましたが、札幌山岳連盟さ
んやきたえーる開放に来ているみなさんが盛り上げていただき、初めての登山の「出会い
の場」を提供できたことにホッとしているところです。小野会長はじめ仲間のみなさんの
ご協力がなくては絶対できない事業でした。心より感謝申しあげます。
最後に今回登山とクライミングの両日に参加していただいた3人姉妹のお子さんから素敵
な「絵手紙」を頂戴しました。私たちこそ感謝の気持ちいっぱいです。感動しています。
「山の楽しさ」を味わうことの大切さをこれからも大切して、楽しく安全な登山にふれあ
う機会を続けていきたいを思っています。ありがとうございました。
                               【文責:ジュニア委員長 高見直広】



   

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