氷壁技術講習会報告 2010/1/30
海外登山委員会、指導委員会合同
実施日 2010年1月23日(土)、24日(日)
参加者 9名 (講師2名)
場所 上川 層雲峡 銀河の滝
今年の氷壁技術講習会は、予想に反して昨年よりも参加者が大幅に増えた。
昨年の反省から早くから、また、直接各傘下の団体に講習会の案内を出したことが
功を奏したようだ。また、常任委員の方々の協力もあったからだろう。
氷壁の登攀に興味を持っている人は多いと思われるので今後も早くからPRに専念して
少しづつ参加者を増やしていきたいと思っています。
23日は、曇りから晴れのよいコンディションであった。
石狩川は暖冬の昨今、水量が多いのではと思ったが長靴で渡れる水量であった。
道具の説明から、アックス、アイゼンでの登り方の基本を説明した後、トップロープをセットして
各自3本以上をノルマとして登ってもらった。
持ち寄った道具を交互に交換して使用する。
氷の質は、あまり粘りがあるような状態ではなかったが、快適に登れた。
予定の3時をめどに講習会を終了して駐車場に帰る。
その日は、ホテル層雲に予約してあったので移動する。
夕食後、7時から座学と懇親会を行う。
24日は、さらに2名が参加し、朝からよい天気だったので引き続き銀河の滝下部にて練習する。
昨日の復習と、アイススクリューのセットの仕方などを下部で練習後、トップロープでの登攀。
3本登るうち、いずれかので途中でアイススクリューのセットと回収も練習した。
最後に1P目終了点まで登り、ダンラインロープ1本での懸垂下降をし取付きに戻った。
昼まで練習したところで、駐車場に引き上げ解散。
工藤 寛