2013年(平成25年)の年頭にあたり

          
北海道山岳連盟 会長 小野倫夫

  新年あけましておめでとうございます。            

                          本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年は本連盟創立60周年記念式・祝賀会を 日本山岳協会、北海道体育協会、協賛各団体、企業など
来賓の方、道岳連諸先輩のご臨席をいただき、会員合わせて130人を越え盛会裡に執り行いました。

 平成24年度、事業では、日本山岳協会の自然保護委員大会の主管、指導委員会が10年来の取り組んできた
山岳スキー教程のDVDを完成させました。

 遭対では遭対協主催の「安全登山シンポジューム」に参加、減らない遭難事故を一般登山愛好者も含め安全登
山の啓発を図りました。

全道交流登山会は札岳連主管で約300名が定山渓に集い研修と親睦の輪を広げ旧交を温めました。
 国体では、ボルダリング、リードの種別で成年男女が2位、天皇、皇后はともに入賞、「はまなす国体」以来の快挙
でした。

10月には60周年記念として5名のメンバーによりネパール、クーンブ地方のカラパタールへトレッキングを実施しました。
山岳会を取り巻く環境は厳しいものがあり、高齢化、少子化、不況と活動が低迷したり解散の危機に直面している地
方岳連や山岳会もあります。

国内的には昨年12月の選挙で政権交代となりましたが、原発問題を含め日本経済が上向きになるよう期待するとこ
ろです。

 日本山岳協会神崎会長が「登山界について3つの分野、即ち卓越登山、健康登山、競技登山があり、ともに理解
しあいながら活動することが、将来展望を開くことになる」と言っておられます。

 公益法人化した日本山岳協会の一翼を担う北海道山岳連盟としても会員の皆さんのご理解ご協力のもと、各連盟
や各山岳会の活性化、発展のため努力します。

 是非ご意見、ご要望をお寄せください。
 終わりになりますが、加盟団体が益々発展し充実した年になることを祈念して年頭の挨拶とします。

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