マナスル峰は、アジアのだいたいあのへんにあるとは薄っすら分かっていても、実際に地図を見て「ここだよ!」などと指し記すというのはかなり難しい。
このホームページをオープンするにあたって、マナスル峰ってどこにあるのか、はっきりいって完全に迷ってしまった。いったいどこにあるのかと地図を購入し、なんとか探り当て、この原稿を書いているわけである。
だいたいはチベットのあたりだと思っていたが、はっきりいってよく分からなかった。しかし世界地図を見ると、そもそもチベットという国はどういうわけか存在しないのがわかった。チベットとは、現在中国の管理の下でチベット自治区という政治形態のもとで、民族紛争を抱えながら存在していたのである。
かなり複雑な政治状況下でチベット文化圏は存在しているわけであるが、その割には治安は比較的安定しているという。
とにかく中国という国は、各地に民族紛争を抱えている国だということを、ネパールという国を見ているを感じてくる。
マナスル峰はチベット文化圏の南方に位置し、またネパールの首都のカトマンズからは北西に位置し、世界第8番目の高峰である。
カトマンズへは、日本から飛行機で約6時間ほどで行くことができる。
ネパールとの時差は、日本時刻の3時間15分遅れとなっている。
訪れるにはビザが必要だ。