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 スタッフ
  ・西嶋 克己(札幌山の会) 山岳スキー指導員
  ・荒堀 英雄(新得山岳会)山岳スキー指導員・上級山岳指導員
  ・相馬 範昭(登別山岳会)山岳スキー指導員・山岳指導員
  ・藤木 晴夫(登別山岳会)山岳スキー指導員・上級山岳指導員 


感 想
               
伊槻 (イツキ)
お世話になりました。
今回は、アルペンで参加しましたが、来年はテレマークでお願いしようかと思います。
以下、簡単ですが感想文です。よろしくお願いいたします。

山岳スキー研修には、初参加させて頂きました。アルペンスキーの講習は、45年ぶりです。
1 日目のニセコモイワスキー場での研修は、中級に参加しました。ボーゲン、直滑降など初級レ
ベルの技術も含まれる研修でした。正直「またか!」という感じもしましたが、新雪でのバラン
ス、過重、エッジングを想定したもので、最終的には納得のできるものでした。
1 日夕方の座学では、雪崩や救助法などが紹介されました。雪崩については、傾斜と発生確率に
相関が強いことから、地形図・等高線間隔からの雪崩危険度の推測方法が提案されました。地形
図で予測が付くのは漠然とは分かっていることですが、三角関数を用いて確実に説明して頂き、
有意義でした。計画段階での雪崩予知方法として優れていると感じました。
2 日目の登山では、登高中にハンドとコンプレッションテストが行われました。雪崩講習会で習
うのは当然ですが、通常登山での習慣づけとして、良くできた研修だと感じました。
さて新雪滑降ですが、1 日目研修で得たヒントを基にして、少しチャレンジしてみました。私は
小回りが苦手でしたが、少し上達への糸口が掴めたように感じました。
多人数の受講者を集めての研修実施について、ご苦労の多かったことと存じます。改めて、御礼
申し上げます。



山岳スキー研修会に参加して
                     富良野山岳会  宮本
 今回、会の仲間に誘われ研修会に初参加しました。
少々不安でしたが、次の3項目を研修の目標として臨みました。
1 山スキー(テレマーク)の技術向上
2 山スキーを滑る際の最小限の知識習得
3 他の山岳会の方達と交流を通じて山岳に対して自らのモチベーション を高める

 1項のテレマークスキーの技術向上に関しては、テレマーク班を設けてもらい西嶋さん
のご指導の下、少数での実践指導を受けました。
 指導にあたり複雑な用語も一切なし! 大変理解しやすい説明で安心しました。
 特に切換えの際の重心移動及びスキー操作を主に教わり個癖等の矯正に努めまし
たが、体が今一つ理解に乏しかったのが少々残念でした・・・?
今後の課題が見えたので練習に励みます。
 2項の山スキーを滑る際の最小限の知識習得については、雪崩に遭わないために
事前に研究して、その場所に近づかないをモットーに実践したいと思います。
 特にarahori method(2018)の一つである「等高線本数から見た斜度」が感銘を受けました。
 これを大いに活用して雪崩回避に努めるとともに天候悪化等で山に登れない時は、
自宅で地図を見ながら研究しつつ山に登った気分に浸りたいと思います。(事前準備の為)
 救助要領は、手短な装具等を活用した要領を体験する事ができ非常に参考になりました。
 2日目のシール登行に関しては弱層テスト、地図判読等を教わり帰りは深雪で滑降し
パウダースキーの醍醐味を味わったが、脚力の弱さも実感!!
  3項の「他の山岳会の方達と交流を通じて山岳に対しての自らのモチベーションを高める」
は言うまでもなく、お酒の力も借り大いにモチベーションが上がり刺激になりました。
 最後に研修会を企画された皆様に感謝するとともに充実した2日間ありがとうございました。

          山,最高 !!


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