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遭難対策研修会を終えて
                                           遭難対策委員長 斉藤 邦明

平成18年5月27日から28日にかけて日高登山研修所で遭難対策委員会主催の研修会を開催しました。
 参加者は19名。登山の安全対策と応急を中心に総合的研修を行いました。
 27日は上滝トンネル附近の急斜面を利用し、グループを安全にトラバースするためのフィックスロープの張り方、踏査方法または下降方法などを実施、汗を流しました。
 28日は、安全登山の考え方、登山事故の事例、事故での訴訟の事例、登山計画書の意義、保険の加入のすすめについて講話。続いて捻挫を中心とした応急手当で全員がテーピングを自分で巻けるよう実習を行いました。
 その後、文登研の伝達講習を昨年受講した佐藤さんが講師を行い、レジャーシートを利用した搬送方法、簡単で確実なエイト結びの変形ラビットイヤー。さらにエイト結びの3点分散の作り方について研修を行いました。
 この研修を通じて、会員のみならず会員が一般登山者に対しても安全指導が出来るよう今後とも啓蒙普及して行きたいと考えています。





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