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各山岳連盟関係者様
                                        道岳連通信無線21−1
                                             H21. 5.20

                 JA8YSW北海道山岳連盟アマチュア無線クラブ
                       北海道山岳連盟 総務部 通信無線担当  駒津長康

    平成21年度QSO大会中止のお知らせ

  例年6月の第2日曜日に行っていました「QSO大会」を中止します。
QSO大会は此処10数年の推移を見ますと十二団体の参加、10山以上の山頂に配置し
て、盛大に行われた時期が有りましたが、ここ数年はQSO大会の参加団体が激減して4団
体・参加人員10名以下までになっています。
 ここ10年間の通信無線の組織状況は道岳連の行事の中での活動では「交流登山会」
「岳連行事の支援」「通信無線研修会」など運用技術の面では十分に習熟期に入っていま
す。大会などのコースが決まると、通信連絡網の確保と要員数と配置は地形図より算出し
て、不確定要素のあるところには現地を実地見聞して支援体制を組み立てます。
 (この件は、「平成20年度QSO大会は通信無線研修会に変更」を参照して下さい)

 総務部 通信無線担当(旧通信無線委員会)はJA8YSWクラブ局の運用要員として12名
在籍しています。
 1.QSO大会などの独自の行事の発展的な対応(新たな取り組み)。
 2.JA8YSWクラブ局の運用のあり方。
 3.技術研修会などの取り組み。
 4.道岳連、連盟内での支援体制。
以上のような案件を今後共に取り組みます。

平成20年度通信無線事業報告
<平成20年度QSO大会は通信無線研修会に変更>  平成20年6月7日(土)〜8日(日)
 平成20年度第47回全日本登山体育大会は北海道十勝岳連峰を中心にして北海道山
岳連盟主管で開催。今回は南は芦別岳から十勝岳を中心に大雪山旭岳までと広
範囲に10コースをセットしました。南の登山口から北の登山口まで直線で66.3Kmありま
す。 このコースでの登山隊の通信連絡網を組み立てるときに、10コースの中心地点十勝
岳・望岳台、一カ所でのコントロールは電波伝搬的に非常に困難を伴います。(昨年の
第21回全道交流登山会「全日本登山体育大会リハーサル大会」で実証済み)。今大会は
中継点を5カ所の登山口に設置して、万全を期しました。
 通信無線研修会では、5カ所の移動無線局の設備と運用体制(ネットワークの組み立て)
を検討。研修2日目は、各担当者が配置される登山口に移動して実地に運用を行い
各地点間の通信状態を確認する作業を行いました。登山隊との交信体制は昨年のリハーサ
ル大会での実績と反省の中から、登山口に移動局を配置することで体制は確立しています
(確認済みに依り)。遭難対策委員会の研修会の中で「全日登山大会での通信無線体制に
ついて」説明、各コースを担当する登山隊役員の方々の参加もお願いしました。

<第47回全日本登山体育大会> については企画広報ページの全日大会報告書に掲載の
  各部報告 → 通信担当業務日誌 をご覧下さい
                                                    以 上

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